SPECIAL

おとなりに銀河
アフレコアフタートーク #2

――2回目のアフレコ収録となりましたが、初回から変わったと感じる部分はありましたか。

八代 拓
一郎役の八代拓です。インタビューご覧いただきありがとうございます。
1話から一郎を演じる上でという部分で大きく何か変わったわけではないんですけど、五色さんの輪郭がより鮮明に見えてきていて。
もちろん、一郎くんと五色さんのシーンを重ねるにつれて見えてくるものがあるというものあるのですが、今日の収録を通して、五色さんの人となりにさらに触れられた感覚を持ちましたし、それによってすごく五色さんに興味を持ちました。
1話の時は神アシスタントが来たという嬉しさがあったり、初めましての関係の中でのビビットな印象を強く感じたんですが、2話では、より五色さんという人についてよりはっきりと見えてきて。
普段は知的で大人な雰囲気を持っているのに、彼女が経験したことのないもの、知らないことに遭遇した時には途端に子供っぽい姿を見せてくれたりとか、そういったギャップや人としての面白みに徐々に自分自身も惹かれていっているな。という印象が1話と変わった部分としてありました。

和久井優
私自身も皆さんとの掛け合いの中で演じながら、しおりちゃんのことをより深く理解できてきている感覚があります。1話はちょっと緊張したしおりちゃんの固めなところを意識して演じましたが、2話で少しずつしおりちゃんの普段の姿というか、柔らかい面が見えてきていたりして。
実はオーディションの時は、そういったシーンを演じる際に結構明るめに表現していた部分もあったんですが、今日色々と試行錯誤していく中で、物事を一つ一つすごく真剣に受け止めながら考えていく子なんだなという部分を改めて感じまして、その表現方法が初回よりもはっきりと見えてきたかなと思っています。

――第2話の中で注目してもう一度見ていただきたいポイントは

和久井
私は、一郎さんが過去の自分と重ねてしおりちゃんをみて、いろんな感情が込み上げてきてうるっとしてしまうところが、原作を読ませていただいている時から好きなシーンで。
お芝居によってより鮮明なイメージを受け取って、なんて素敵なシーンなんだろうと改めて感じました…!

八代
そういってもらえると本当に嬉しいです!

和久井
本当に素敵でした。そういったこともあり、自然と次のしおりちゃんの涙ぐむシーンにも気持ちが入っていますので、ぜひそこは注目してほしいポイントですね。

――八代さんはいかがですか?

八代
そうですね。まず、これは今回に限らずなんですが、まちとふみおには、ぜひ毎週注目してほしいですね!(笑)

和久井
それは間違いないですね!!(笑)

八代
これは、二人の共通のおすすめポイントですし、絶対に聞き逃すなよ!というのはありつつ(笑)
第2話でいくと、先ほどお話しした部分とも被ってくる所はあるんですが、やはり五色さんの無邪気な部分というか、五色さんの好きに触れる瞬間はすごく面白いシーンになっていますので、注目してほしいです。
プリンだったり、本だったりとか、五色さんにとっては、例えとしての表現ではなく本当に”宝の山”と感じているんだと思いますし、そういったシーンが和久井さんの素直な表現もあいまってすごく素敵なシーンになっていて。
それを受けて僕もすごく自然にモノローグで「ほんとにまっすぐなひとなんだよな」ということができてました。
ただ、客観的にみると、一郎くんも五色さんもまっすぐな部分はお互い様だよと思ってしまうんですが(笑)そのまっすぐな2人だからこそのやりとりもこの作品の魅力ですよね。

――今の時点でお二人が演じているキャラクターに対する今の印象は。

八代
一郎くんは、本当に正直で真面目で、まっすぐな性格をしているなと思うんですけど、その中でもやっぱり明確に自分の好きなものがあって、そこへのちょっとした頑固さみたいなところも見え隠れしているなと感じています。
また、彼自身はすごく経験豊富な人物というわけでもないので、未熟な部分もあるんですが、そこが彼の真面目さによって可愛げにもなるようなキャラクターで。そういう部分を見ていると、同世代の友達同士で遊んでいる時なんかは本当に普通の男の子だったりするのかな、なんて想像したりもしています。
まちとふみおを守っていく立場という家庭環境もあって、背筋伸ばして生きていかなきゃという気持ちがあるから、こういったキャラクターになっていった部分もあるんだと思うんですが、本当にしっかりとした感覚を持った男の子だなという印象ですね。

――確かに久我くんのキャラクター性には家庭環境の要因も強く感じますね。和久井さんはいかがですか。

和久井
そうですね。先ほどキャスト陣でも話していたんですが、しおりちゃんは、物理的な距離と精神的な距離をしっかり分けている描写があったりとか、考え方がすごく知的なんですよね。
知らないことに対する好奇心がものすごくたくさんあったりして、ただ、その自分の興味や好きをただ相手に伝えるだけじゃない知的さもあるというか。
一郎さんの現場で働くことに対しても、ただ興味があって、楽しいからひたむきにやっているだけではなく、プロの仕事を支えるアシスタントとしての自覚を持って向き合っていたり、いろいろなことを考えながら発言したり、行動したりしているなというのが今の印象です。

――次回は、まち役の遠藤璃菜さんとふみお役の長縄まりあさんにアフタートークをご担当いただきます。そんなお2人にご質問をお願いします。

八代
どういうジャンルの質問がいいですかね。好きなマンガのジャンルとか聞いてみます?(笑)長縄さんがホラーですっていってくれるかも(笑)

和久井
確かにマンガのジャンル聞いてみたいですね。スプラッター系とか!(笑)

――ありがとうございます。では、次回お二人には【好きなマンガのジャンル】をお聞きしておきます。
本日は第2話のアフタートーク、ありがとうございました!

八代・和久井
ありがとうございました!